デザインとものづくり / 一人チームでデザインシステムをつくる

2.9K WORDS · KOHTA KOUCHI

一人チームでデザインシステムをつくる

デザイナーでありエンジニアでありレビュアーでもある一人が、トークンとコンポーネントとルールをどう回しているか。

FIG · 3 · 2026.03

一人のためのデザインシステムなんて大げさに聞こえるかもしれません。でも「未来の自分」は他人みたいなもので、しかもけっこう忘れっぽい協力者だと気づくと、見方が変わります。Noahloy では色・タイポ・余白といったトークンから組み上げて、一度決めたことを画面ごとに考え直さずに済むようにしました。

全部の役割を一人で兼ねるときのコツは、判断をルール側に追い出してしまうことです。余白のスケールが 6 段階しかなければ、13px か 14px かで悩むこと自体がなくなります。デザインシステムは堅苦しいルールづくりではなく、すでに答えの出た問いに毎回エネルギーを使わないための仕組みだと思っています。

うまく作っておけば、将来チームに引き継ぐときも楽になります。ルールが自分の頭の中ではなく、コードの中に置いてあるからです。