2.3K WORDS · KOHTA KOUCHI
法律とエンジニアリングが重なるところ
一見すると遠い二つの分野。けれど、その接地面は意外なほど広い。
法律とエンジニアリングは正反対だと思われがちだ。一方は判例と散文、もう一方は論理とコード。だが両方に身を置くと境界は溶ける。法令はエッジケース付きの仕様書だし、契約書は紛争解決条項のついた API だ。
資金決済法や金融商品取引法を学びながら FinTech プロダクトを作っていると、根っこにいつも同じ技能があると気づく。ルールを精確に読み、どこが曖昧かを見つけ、その曖昧さに刺されないよう設計すること。
この重なりが、自分が両方をやる理由のほとんどだ。組み合わせは単体よりずっと希少で、FinTech ではまさにその継ぎ目に面白い仕事がある。